頭の中はこんなもんです。


入出荷予定を見える化する在庫管理ソフト / 2009年11月18日

僕が受けるシステム開発案件はいわゆる受託開発で、汎用性がほとんどないものばかりなのですが、今回お客様から伺った相談内容が「これって結構困ってる人が多いんじゃないか?」と思われる内容だったので、汎用的なところだけを切り出して、サンプルプログラムを作ってみました。

で、それだけでは誰にもみてもらえないので、コンテストに出品していますので、ぜひ一度お試しいただければ、とご紹介させていただきます。

出店している先は、「マイコミジャーナル ファイルメーカー選手権」のビジネス部門。(以下のURLからたどれます)
http://contest.journal.mycom.co.jp/?cat=27&cattype=allworks&order=new&section=38

僕が出品しているのは、「サキヨミ在庫管理」という在庫管理データベースソフトです。

このデータベースの特徴としては、以下のようなところが挙げられると思います。
・販売する”商品”と、仕入する”商材”を分けて考える
・商品は商材が組合わさったものと考える
・販売(出荷)は商品ベースで管理する
・仕入(入荷)は商材ベースで管理する
・在庫数は商材の数を管理する
・受注=出荷予定の確定、と考える

と言ったところでしょうか。

一言で言えば、「先日付の商品入出荷予定を、商材の在庫数とヒモ付けして管理する事で、入荷/出荷の予定を見える化して、無駄な在庫を持たないように/在庫切れで商機を逃す事のないようにしましょう」というものです。

サキヨミ在庫管理」のページから、プログラムがダウンロードできるようになっていますので、ぜひともダウンロードして試してみてください。
ファイルメーカーというソフトを使うのですが、お持ちでない方には無料お試し版もありますので、そちらをダウンロードする事で実際に触ってみることができます。
無料お試し版はこちらから(http://www.filemaker.co.jp/try_now/index.html?ovmkt=CA9A75F3BA974CCF887CE3C389CC9649

また、これは一般のお試しユーザーの方の投票もコンテストに影響するようですので、試していただいて気に入っていただければ、「サキヨミ在庫管理」に清き1票をご投票願います。

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僕に、そしてIT業界に足りないもの

「パソコンや携帯がない生活は想像もできない」といった言葉を、最近よく目にします。
自分自身の生活を考えても(まぁ、ホームページ制作やシステム開発を仕事にしてるんだから当然ですが・・・)これがない世の中なんて考えられません。

んが、しかし、、。
そういう言葉は、結構偏ったところ(ネット上や若い人向けのメディア)だけの事なのかなぁ?と思ったりもします。

僕の両親は未だに携帯も持っていませんし、パソコンは老人会のパソコンクラブに入った時に購入はしましたが、日頃使う事もなく、いつの間にか孫のおもちゃになってしまいました。

仕事の場面でもパソコンの使用状況をみると、確かにパソコンは使われて入るのですが、電卓片手にエクセルを入力していたり、手書きの挨拶状をワードで打ち直していたり・・・。
結局、紙に印刷するための清書するためだけの道具としてしか活用できていない事も多いように思います。

やれSaaSだ、クラウドだ、と情報があふれかえり、新しいサービスがどんどん出てきている現在でも、です。

そういう(僕たちから見て)活用できていないと見える人たちにとっては、ITなんて関係ない事なんでしょうかね?
必要ないから興味もないし、ましてやそこにお金や時間をかける気もないって事なんでしょうか?

僕は、パソコンに出会った時に「これはすごい!」「便利だ!」「世界が変わるくらいの影響力がある!」ってすごく感動して、このすごいものを他の人にも伝えたい!この便利なものでみんなを元気にしたい!と、この世界に入ったわけですけど、そんな思いはそういう「関係ない」と思ってる人たちにとっては、それこそ大きなお世話なんですかね?

「それをパソコンでやれば便利になりますよ」「こう使えばもっと楽にできますよ」と、アドバイスしてお手伝いして、相手が便利になって喜んでもらって、それが商売として食べていけたらいいな、って思ってたのは求められてる事じゃないんですかね?

なぁんて、弱気なことを書いてますが、愚痴を言いたいのじゃないんです。
活用できてないように見える人たちが悪い、と言ってるんでももちろんありません。

多分、何かが足りないのだろうな、と。
彼らに提供すべき何かを、僕が用意できていないのだろうな、と思うわけです。
問題は、その提供すべきものは何か?用意できていないものは何か?がわかっていない事なんですな。

それが何かがわかったとき、ITという言葉もなくなるくらいに誰もがみんな使うものになるのだろうな。。。
できればその何かを、僕が見つけて提供していきたいと思うのです。

そんな思案を巡らせつつ、お客様からいただいた「便利になったわぁ」「今までが嘘みたい」「ありがとう」の言葉を励みに、今日もキーボードをたたくのでありました。

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