頭の中はこんなもんです。


たった2,470円/h(材料費込み)で解像度Max15μm(15/1000mm!)の3Dプリンターが使える! / 2015年3月26日

先日、産技研(地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所)にお伺いしてきました。
地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所
別件の打ち合せというか近況報告で伺ったのですが、せっかくだからと新しく導入された3Dプリンターと3Dスキャナを見学させていただきました。

■ 3D スキャナは、キーエンス社のAGILISTA-3100。

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確か人工骨の生成に使用されたりもしている機種で、僕もテレビで見たことがあります。

積層ピッチ15μmと高機能で、本体価格だけでも400万円くらいする代物です。
実際の出力結果を見ても、さすがは15μmの解像度。サポート材に触れない部分は指で触っても積層が気にならないレベルで、見た目にもツルリとして違和感がありません。
(サポート材に接する部分はさすがにザラザラ感があり、見た目にも透明な部材が白濁して見えます。)

3Dスキャナの使用感に関しては、本文末尾にネットで見つけた試用レポートの記事をリンクしてあるので、参考にしてみてください。

■ 3Dスキャナの方は、NextEngine社のHD Pro。

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精度はモードにより 0.005 inch (0.127mm) 〜 0.015 inch (0.381mm)で、価格が60万円くらい(オプション込みだと130万円くらい)。

3Dデータさえ持ち込めば、こぉ〜んな立体オブジェクトがプリントアウトされちゃうわけです。

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格子状のキューブが入れ子になった複雑な形状

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格子が繋ぎ目のなく入れ子になってます。

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一体出力されたダンパーとスプリング。 素材に柔軟性があるので、スプリングは実際に伸縮する。

 

で、産技研のなにがニュースかというと、タイトルにもあるようにこれらの高機能な機材を時間単位で廉価に使えるサービスがあること!。

■ 料金は、以下のとおり。(いずれも1時間あたりの料金)
◯ 3Dプリンタ使用料;  2,000円。
◯ 3Dプリンタ材料費は(10g); 470円。
(材料費はシステム上時間単位でしか登録できないため、1時間:470円の表記となっている)

◯ 3Dスキャナ使用料;400円
◯ CADシステム使用料;360円
◯ 3次元切削加工機;1,600円

※2014年12月1日現在の料金ですので、実際の料金は利用時に産技研にお確かめください。

今まで3Dモデリングソフトで遊んでいたサンデークリエータや、なかなか実物モデルに落としこむ予算が取れなかったデザイナーも、このクオリティーでこの料金なら利用する価値あり!なんじゃないでしょうか?

別途、機材やアプリケーションソフトの使い方をレクチャーしてもらうサービス(有料)もあるそうなので、3Dプリンター/スキャナ初心者も安心して利用ですそうです。

 

◆産技研へのお問合せは
電話:0725−51−2525(顧客サービスセンター総合受付)か
ホームページhttp://tri-osaka.jp のネット相談メニューまで

◆3Dプリンター(キーエンス AGILISTA-3100)の公式ホームページ

◆3Dプリンター(キーエンス AGILISTA-3100)の試用レポート

◆3Dスキャナ(NextEngine 3DスキャナHD Pro)の公式ホームページ

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