頭の中はこんなもんです。
SEOは時代遅れなのか? / 2015年5月7日
先日、初めてのお取引となるお客さんとホームページリニューアルの打ち合わせをする中で、「SEOは不要」と言われた。
お客さん曰く、「なぜなら、今となっては検索エンジンで見つけて頂く時代ではありません。
LINE@で地域限定、お客様限定、のダイレクトメールを安価で発行できる時代だからです。
ホームページをリニューアルする目的は、交流会などで知り合った方へこんなことしていますを示すだけです。」
とのこと。
そのお客さんがいうことを全面的に認めるわけではないのだけれど、さほどITに詳しいとは思えないお客さんに、そこまではっきりと世間の傾向を言われたことが正直ショックだった。
たしかに最近、「検索エンジンからの流入が減っている」という記事をアフィリエイトなどで稼いでいるブロガーさんたちが書かれているのを目にもした。
その時は「FacebookとかのSNSの影響が強くなってきたんだなぁ。」程度の印象しか持たなかったのだけれど、変化は僕が思っている以上に大きく急激に変わってきているのかもしれない。
Googleは、モバイルフレンドリーなどの新基準を設けて、ウェブ制作者にコーディングのアップデートを求めている。
けれど、ホームページオーナーが検索エンジンからの流入を当てにしなくなってSEOに期待しなくなると、ホームページオーナーにとってはコーディング技術なんていう裏側のことは今まで以上にどうでも良く、お金を出す価値がなくなっちゃうんじゃないだろうか?
それとも、SEOを前提とした検索エンジンに理解してもらいやすいコーディングから、ウェブ上での表現を豊かにするような、また別のコーディングの技術が価値を持つように変わっていくのかも知れない。
今回はお客さんの言葉で大変勉強になりました。
どんなことにも対応できるように、しっかりキャッチアップしていかないといけないですね。