頭の中はこんなもんです。
中小零細企業のIT化が進まない理由 その3 / 2013年3月24日
前回このブログを更新してから、早いもので1年以上経ってしまってます。
いやはや、月日が流れるのは早い…。
その前回の記事から1年経って、中小零細企業のIT化が進まない理由というのはもっと単純なことではないか?と考えるようになった。
これを言ってしまうと身も蓋もないのだけれど、IT化など本気でやる気はさらさらないのだ。
必要とされていない理由は、いろいろと考えることができる。
まず、ITで実現したい姿を経営層がイメージできていない。
そもそもITで何が実現できるのか?がわかっていないのだから無理からぬことではある。
そして、経営層に自分の問題だという当事者意識もないように感じられる。
未だに「私はアナログ人間なので…」などとのたまう人が多数いらっしゃるのは、その現れではないか?と思う。
今の多くの経営層の方々にとっては、何ができるのかわからないに、結構な予算をかけて、自分が新たに勉強しないといけないモノをわざわざ導入しようというモチベーションが高くなるわけがないのである。
海外ではどうなのか知らないが、これはやはり経営層にキーボードに慣れていない高齢者が多いことが関係しているように思える。
こう書いてしまうと、ITに投資をしない経営者がよろしくない。バカだと言ってるように聞こえてしまうかも知れないが、決してそんなことはない。
その企業が日々の業務に支障なく、経営できているのであれば、必要のないものには投資しないというのは至極まっとうな経営判断だと言える。
問題は、ITに関わる自分自身が、IT投資をしない企業に打ち勝つだけの力を、IT化によって提供することができていないことなのだ。
IT投資をしない企業に対して、絶対的な差をつけるような価値を開発者は生み出さないといけないのだと思うのです。
もっともっと頭を使え、もっともっと手を動かせ、自分。