頭の中はこんなもんです。
今日のタスク_20151204 / 2015年12月4日
サイトの運用ミーティング
先月納品したコーポレートサイトに関して、今後の運用をどう進めていくか?というミーティングをクライアントの担当者と行いました。
まだオープンからそんなに日も経過していないけれど、とりあえず現在までのGoogle Analyticsのデータなどを元に、アクセス経路や検索による流入のキーワードの確認を行い、サイトの目標に合わせた方針をクライアントと私の間で意識統一しました。
細々した確認事項はいくつもありましたが、「このサイトは何を目的としているのか?」という点について、「お問い合わせを集める」ことが最大の目的というコンセンサスを持つことができました。
アクセス数よりも、ページビューよりも、ユニークユーザー数よりも、お問い合わせ件数が大事。
アクセス数やページビュー、ユニークユーザー数も、全ては1件でも多くの「お問い合わせを集める」ための指標に過ぎない。
アクセス数を増やすことも、ページビュー数を増やすことも、ユニークユーザー数の増加を狙うことも、全ては「お問い合わせを集める」ための方策である。という認識を共有できたことは成果だったと思います。
有限会社ポータルでは、ホームページの企画・構築から運用のお手伝いまで、貴社のサイトの活用全体をお手伝いいたします。
「ホームページをもっと有効に活用したい」、「ホームページから期待したほどの成果が得られていない」とお考えの際には、是非一度ポータルへお問い合わせください。
今日のタスク_20151124 / 2015年11月25日
iMacのお見積もり
今もMacOS9!を使っているお客様から新しいiMacの見積もりの依頼をいただいたので、見積書を作成。
携帯電話はiPhoneを使ってはるとはいえ、新しいOSと画面はかなりのインパクトだろうと想像する。
線が繋がっていないキーボードやマウス、逆に線が繋がった(内蔵されていない)DVDドライブ。
どれも新鮮だろうなぁ。
そして新しいMacを提案する際の肝は、やっぱりFusionDrive!
早くこの快適さを味わってほしいなぁ。驚く顔が楽しみ。
Filemakerデータベースの機能追加のご依頼
数ヶ月前に構築したデータベースに機能を追加したいとのご依頼。
リリース後、まだ半年にも満たないのにもう2度目の機能アップ。
営業管理・ウェブコンテンツ管理に使っていただいている仕組みが、業績に貢献して好循環を生み出すのに役立ってるのだとしたら、これほど嬉しいことはない。
WordPressのつまづきが解消
コードが間違ってるのではなかったのが救いだけれど、そんなとこ触ると良かったのか。。。
持つべきは詳しい友やね。
有限会社ポータルでは、貴社に最適なIT環境を企画・ご提案します。
在庫管理や販売管理のデータベースの設計・構築から、納品後の運用サポートまで安心してお任せください。
Eメール:kamishita@portal-dev.info
TEL:072-424-9970
mobile phone:080-3856-9811
SEOは時代遅れなのか? / 2015年5月7日
先日、初めてのお取引となるお客さんとホームページリニューアルの打ち合わせをする中で、「SEOは不要」と言われた。
お客さん曰く、「なぜなら、今となっては検索エンジンで見つけて頂く時代ではありません。
LINE@で地域限定、お客様限定、のダイレクトメールを安価で発行できる時代だからです。
ホームページをリニューアルする目的は、交流会などで知り合った方へこんなことしていますを示すだけです。」
とのこと。
そのお客さんがいうことを全面的に認めるわけではないのだけれど、さほどITに詳しいとは思えないお客さんに、そこまではっきりと世間の傾向を言われたことが正直ショックだった。
たしかに最近、「検索エンジンからの流入が減っている」という記事をアフィリエイトなどで稼いでいるブロガーさんたちが書かれているのを目にもした。
その時は「FacebookとかのSNSの影響が強くなってきたんだなぁ。」程度の印象しか持たなかったのだけれど、変化は僕が思っている以上に大きく急激に変わってきているのかもしれない。
Googleは、モバイルフレンドリーなどの新基準を設けて、ウェブ制作者にコーディングのアップデートを求めている。
けれど、ホームページオーナーが検索エンジンからの流入を当てにしなくなってSEOに期待しなくなると、ホームページオーナーにとってはコーディング技術なんていう裏側のことは今まで以上にどうでも良く、お金を出す価値がなくなっちゃうんじゃないだろうか?
それとも、SEOを前提とした検索エンジンに理解してもらいやすいコーディングから、ウェブ上での表現を豊かにするような、また別のコーディングの技術が価値を持つように変わっていくのかも知れない。
今回はお客さんの言葉で大変勉強になりました。
どんなことにも対応できるように、しっかりキャッチアップしていかないといけないですね。
大事なのは抽象イメージ(多分) / 2015年4月28日
昨日はボランティア活動されてる方からご相談をいただいた。
障がいを持つお子さんを持つ親御さんの集まりで、学校などで紙芝居などをボランティアで行っているグループとのこと。
グループの主要メンバーの方(いずれも主婦のお三方)と、日曜昼間のファミレスで、顔合わせを兼ねて打ち合わせ。
要件としては、ボランティアグループの活動で、日程調整やら参加・不参加の人員調整が大変なんで、Webを使ってどうにかうまくやる方法はないか?ってことでした。
もちろん廉価もしくは無料で。←ここ大事。
グループの概要は以下のとおり
- メンバーは約30名
- メンバーにITに詳しい人はいない
- パソコンを持ってる人もいるがメールとWebを見るくらい
- 携帯は、ガラケーの人もスマホの人もいる
当初、電話で依頼を受けた時は、外部向けホームページと内部向けのグループウェア的なサービスを一括で構築できるサービスの利用を提案しようかと考えていたのだけれど、どうも最初からそこまでやるのは負担が大きすぎると判断。
シンプルなグループウェア(サイボウズLive)をお薦めした。
これならガラケーでもスマホでも使えるし、そして何より無料だ。
LINEを使うという手もなくはないのだが、スケジュールや掲示板機能を使うこと、ガラケーユーザーのことを考えて、今回は見送った。
サイボウズLiveの実際の画面を見てもらいながら主な機能の説明を行ったが、カレンダー機能や掲示板機能、チャット機能など、必要とする要件は満たされているようなので、このサービスを利用することに決定!。
早速、実際にその場でグループを作って、各自のアカウントも作って、運用を始めてもらうことにした。
慣れるまで当面は僕がグループ管理者を代行する。
こういうことは、使ってみないことには何も始まらない。
あれこれ言う暇があったら実際に使ってみるのが一番!なのだ。
しかし今回説明している中で感じたのは、『ITに慣れていない人にとって、「サービス」の抽象的なイメージというのが、なかなかつかめないのだなぁ。』ということ。
「ログイン」って何か?とか、「ID/パスワード認証」が何に対して行われているのか?とか・・・。言葉で言うのは難しいのだけれど、そういったことが何の実感もイメージもないんだな、ということを感じたのでした。
不慣れな人にとっては、ひとつの画面、ひとつのボタンが、そこにストーリーや流れといった位置づけのイメージがない機能そのものなのだ。
サービス事業者の説明も、機能説明に終始していて、そういったことは最近あんまり見かけることがないように思う。
そこで、今回僕が説明に使った(その場で描いた)のが下図。
一つひとつの用語や流れを説明しながら描いて見せることで、やっとログインの意味やグループに参加するということのイメージが頭のなかに描けたようです。
ITが苦手という人は、こういった全体を俯瞰した抽象的な図をイメージするように心がけると、理解が進むのじゃぁないだろうか?。
サービスの提供者の方も、機能だけではなく、もう少しこういった全体のイメージの説明を充実させてみたら、ユーザーの理解の助けに良いかもよ。
ちょっと古い2007年初版の本だけど、慣れない人には無機質に思われるパソコンが、ちょっと血の通った存在に感じられる書籍をご紹介。
キンドル版も出ているようなので、ぜひ!。
先日、産技研(地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所)にお伺いしてきました。
別件の打ち合せというか近況報告で伺ったのですが、せっかくだからと新しく導入された3Dプリンターと3Dスキャナを見学させていただきました。
■ 3D スキャナは、キーエンス社のAGILISTA-3100。
確か人工骨の生成に使用されたりもしている機種で、僕もテレビで見たことがあります。
積層ピッチ15μmと高機能で、本体価格だけでも400万円くらいする代物です。
実際の出力結果を見ても、さすがは15μmの解像度。サポート材に触れない部分は指で触っても積層が気にならないレベルで、見た目にもツルリとして違和感がありません。
(サポート材に接する部分はさすがにザラザラ感があり、見た目にも透明な部材が白濁して見えます。)
3Dスキャナの使用感に関しては、本文末尾にネットで見つけた試用レポートの記事をリンクしてあるので、参考にしてみてください。
■ 3Dスキャナの方は、NextEngine社のHD Pro。
精度はモードにより 0.005 inch (0.127mm) 〜 0.015 inch (0.381mm)で、価格が60万円くらい(オプション込みだと130万円くらい)。
3Dデータさえ持ち込めば、こぉ〜んな立体オブジェクトがプリントアウトされちゃうわけです。
で、産技研のなにがニュースかというと、タイトルにもあるようにこれらの高機能な機材を時間単位で廉価に使えるサービスがあること!。
■ 料金は、以下のとおり。(いずれも1時間あたりの料金)
◯ 3Dプリンタ使用料; 2,000円。
◯ 3Dプリンタ材料費は(10g); 470円。
(材料費はシステム上時間単位でしか登録できないため、1時間:470円の表記となっている)
◯ 3Dスキャナ使用料;400円
◯ CADシステム使用料;360円
◯ 3次元切削加工機;1,600円
※2014年12月1日現在の料金ですので、実際の料金は利用時に産技研にお確かめください。
今まで3Dモデリングソフトで遊んでいたサンデークリエータや、なかなか実物モデルに落としこむ予算が取れなかったデザイナーも、このクオリティーでこの料金なら利用する価値あり!なんじゃないでしょうか?
別途、機材やアプリケーションソフトの使い方をレクチャーしてもらうサービス(有料)もあるそうなので、3Dプリンター/スキャナ初心者も安心して利用ですそうです。
◆産技研へのお問合せは
電話:0725−51−2525(顧客サービスセンター総合受付)か
ホームページ:http://tri-osaka.jp のネット相談メニューまで
◆3Dプリンター(キーエンス AGILISTA-3100)の公式ホームページ
◆3Dプリンター(キーエンス AGILISTA-3100)の試用レポート
◆3Dスキャナ(NextEngine 3DスキャナHD Pro)の公式ホームページ
今日のお題「花は咲く by ウィーン少年合唱団 を探せ」 / 2013年7月11日
今日のお題は、ウィーン少年合唱団が歌う「花は咲く」の”CD”を探せ!
NHKの復興支援キャンペーンのテーマ曲なんですかね?
「それを手に入れたいのだけれど、CDショップに行っても置いてない。
YouTubeにあったので、それをダウンロードして保存するのが良いか?」
という問い合わせが…。
そりゃまぁ、YouTubeの音源データを取れないことはないですけど…
で、Google先生に聞いてみると、あっけなくすぐに見つかりました。CDの販売情報。
「検索しても見つからない」という声はよくいただくのです。
んが、しかし、僕が検索してみると、すぐ見つけられることが結構な確率で起こります。
「パソコンが苦手だ」「ITはわからん」という方に限って、この”ネット検索”がどうも苦手な感じがしてます。(統計とったわけでもないけど)
というか、ネットで検索しても期待した結果が得られなくて、「こんなもん使い物にならん」「私にはできない」となって、パソコンへの苦手意識やITへの関わりを拒絶する方向に行ってしまってるのではないか?とも考えるわけです。
このお客さんもYouTubeの画像は見つけられてるのに、CDが売られてる情報は見つけられなかったわけで…、決してキーボードが使えないわけでもマウス操作がおぼつかないわけでもないのにです。
何でそんなことが起こるのかなぁ?何で見つけられないのかな?と考えるのですが、その理由/原因が思い当たらない。
キーワードが不適切???
ほんの2〜3の言葉を選ぶだけのことなのに、そんなに違った結果になるのかなぁ?わからん…。
この、「パソコンが苦手だ」「ITはわからん」という方の検索キーワードのパターン解析をして、検索サービスを提供したら、Googleをやっつけることもできちゃうかもね(笑)
機器更新の理由はさまざま / 2013年6月20日
iPhone4S ユーザーの友人から、「今時(iPhone)5を買うのってどうかな?次の(5S?)を待った方がいい?」という相談を受けた。
次の機種を待ったとしても数ヶ月。それに彼女はiPhoneを買ってまだ2年の機種代金の支払いが終わっていないはず。何をそんなに慌てているのか?と、その理由を聞いてびっくらこいた。
「iPhone4用のケースって、最近はもうあんまり売ってないのよねぇ〜。カワイイと思えるのもないから、iPhoneごと変えちゃおうかと思って…。」
だ、そうな。
すごい。
何がすごいのか、よくわからないのだけど、凄すぎる。
中小零細企業のIT化が進まない理由 / 2012年1月29日
「日本の中小零細企業のIT化がなかなか進まない」ということが言われてそれはそれは久しくなるけれど、今も状況は遅々として進んでいないように見える。
中小零細企業のIT化が進まない理由は、クラウドか?パッケージか?独自開発か?といったサービスの形態ではなく、何をIT化するか?というドメインの問題でもなく、コストでさえないと考えている。
では、何が原因か?
僕の感覚では、「中小零細企業(の幹部クラス)とIT企業との間に 接点がない」事につきる。と、思うのだ。
別の言い方をすれば、「中小零細企業(の幹部クラス)には、ITに関して興味も信用もない。」と言ってもいいと思う。
IT化した姿は、企業の経営陣である団塊の世代以上の年齢の人には、製造機械を導入するのとは違ってなかなか具体的な絵として想像しにくい。
効率化で得られる経済的なメリットも、IT企業の営業が数値を見せても、売らんがなの営業トークと思われてしまうのがオチである。
以前、NTT西日本が「電話からネットワーク、社内のシステムまで相談にのります」という伊武雅刀さんが出ているCMを流していたが、このCMはまさに電話やファックスという目に見えるサービスをIT化の糸口として、NTTという会社のブランド(信用)で中小企業のIT化を請け負おうとしたものと言える。
そのCMの効果がどうだったのかは知らないが、IT側から中小企業へのアプローチとしては、とてもわかりやすかったのではないか、と思っている。
しかし、いかんせんNTTである。
NTT自体に中小企業のIT化をサポート(実際にヒアリングし、プログラムを設計/構築/テスト/運用)する人員がいるわけではない。
すべて関連会社やその下請け/孫請けの会社へまわされる。
ただでさえNTTのような大企業は利幅の大きな取引しかしないのに、中小企業の発注するような小さな案件が関連会社や下請け孫請けに付け回されたのでは、割高なものとなり、費用対効果でいいシステムとは言いがたいものになってしまう。
本来であれは、事業規模が小さい中小企業は、同様に事業規模が小さく、フットワークの軽い中小のIT企業と組む事で、事業規模に応じたシステムの開発を適正な価格で行うことができるのだと思う。
しかし、このIT化したい(すべき)中小企業と、中小規模のIT企業の間には、問い合わせてみようという窓口も、話を聞いてみようという興味も、任せてみようという信用もないのだ。
その接点をどうしたら築くことができるのか?
その方法がまだ見えないのだけれど、今年はこの接点づくりに取り組みたいと考えている。
「梅棹忠夫 語る」読了 / 2012年1月16日
小山 修三氏による「梅棹忠夫 語る」(日経プレミアシリーズ)を読了。
梅棹忠夫氏に小山氏がインタビューしたものをまとめた本です。
インタビューというかたちを採っていることもあってか、言葉が平易でとても読みやすく、最後まで一気に読めてしまいます。
しかし、その内容は非常に濃くて、梅棹氏の洞察の深さ、鋭さを十二分に感じることができます。
またその発想や手法は、今の自分たちがパソコンやネットを使う上での使用方法や対峙のしかたまでを指し示しているかのように感じます。
惜しむらくは、梅棹氏がITの活用に関して、具体的な言及を残さないまま他界された事じゃないでしょうか。
武士道を武家の権威主義と切り捨て、明治以降のインテリジェンスをその流れをひいたインテリ道と呼んで毛嫌いした話は、コンピュータを一般の人にも使えるように、とパソコンを発明したスティーブ・ジョブスになぞらえてしまうのは、Macユーザーのひいき目でしょうか?
Macなどのパソコン、iPhoneやiPadなどのコンシューマ向けのモバイルデバイスで、Evernoteなどのクラウドサービスを使う現在のITを、梅棹氏ならどのように活用したのか?ぜひとも聞いてみたいと感じました。
続いて、梅棹氏の「知的生産の技術」を読み始めることにします。
「粋な服を着てるね」は、褒め言葉ではない。 / 2011年10月13日
僕の住んでる地域では、「粋な服を着てるね」は、決して褒め言葉ではない。
この場合、”粋”は”いき”ではなく、”すい”と読む。
「”すい” な味やなぁ」「”すい”な格好やなぁ」というのは、「美味しいなぁ」「格好いいなぁ」ということでは決してなくて、「変な味やなぁ」「奇妙な格好やなぁ」ということを意味する。
大阪弁で言うところの”けったいな”に近いニュアンスだ。
んじゃ、なんで”けったいな”ことに対して、”粋な”なんてことをいうのか?
人は行きがかり上、あるモノに対して決して低い評価を下すことができないケースがある。
プレゼントやお土産をもらった時とか、友人が新しく買った服を喜んで自慢してる時とか、友人が子どもに何とも珍しい名前を付けた時などがこれにあたる。
そんな時にこの「粋(すい)な〜」が機能する。
「粋なプレゼント」「粋なお土産」「粋な服」「粋な名前」と表面上は高評価のように取り繕っていながら、実はその言葉の裏には「私は無粋なもので何が良いのかさっぱりわかりませんが・・・」という前置きが隠されていて、決して高い評価をしているのではないということだ。(と、僕は思っている。)
社会の人間関係は複雑で、人の気持ちも複雑に絡み合っている。
そんな複雑な人間関係や気持ちを表す言葉もまた、微妙なニュアンスを含んでいるものだと、”粋(すい)”という言葉を目にするたびに思うのでありました。
こんなところにこういうことを書くと、これ以降、人に「粋(すい)ななぁ・・・」とは言えなくなっちゃうか?
このお話は、あくまで僕の地元のごく狭いエリアローカルの話、ということで・・・。