頭の中はこんなもんです。
スマートフォンの時代ですが、音声通話はPHSがベストだと思う。 / 2011年12月29日
僕は、携帯電話をiPhoneとPHSの2台持ちで使ってます。
PHS歴は携帯電話より長くて、WILLCOMがサービスを始めた翌日からなので、もう既に10年以上使っています。
(その間、経営母体がコロコロ変わるなどの不安要素はありましたが・・・。)
PHSのよいところは、基本料金&通話料が安い事と、通話品質(音)が非常に良い事につきます。
通話料金に関しては、携帯キャリア間の競争であまりメリットが感じられなくなってきてましたが、PHS同士なら通話料無料というのははやり魅力で、現在まで使い続けてきました。
それが、ここに来て料金的にも大きな変化があったので、縛りの期間中でまだ端末代金の残高も残っているにもかかわらずコース変更と機種変更に踏み切ることにしました。
(このコースは新規契約でないと申し込めなかったので、1台増設し、その契約をこのコースで結ぶかたちを採りました。)
その大きな変化というのは、下記のURLにあるキャンペーン。
http://www.willcom-inc.com/ja/biz/sp/hangaku/index.html
基本料金が、725円(法人キャンペーン価格)+ 980円(誰とでも定額)=1,705円(税込み)!
これだけの料金で、下記のサービスが全部含まれているのはすごくお得。
- PHS同士は、1回あたり2時間45分まで/回数無制限⇒無料。
- 固定及び携帯電話への通話は、1回あたり10分まで/ 月500回まで⇒無料。
- Eメールは添付ファイルがあっても送受信ともに回数/サイズ無制限⇒無料
メールはiPhoneに集約して行っているのでこの際無視するとしても、基本的に仕事の連絡や確認に携帯電話を利用する僕としては、通話料が基本的に(10分以内なら)かからないというのは大きい。
今までの契約(基本料;2,700円+通話料)と比べて毎月1,000円以上の通信費節約が見込めます。
おまけに、通話品質(音のきれいさ)は本来PHS が持っている美点ですから、言う事ありません。
PHSは、Softbankの傘下に入る事で、やっと「携帯の音声通話に特化する」という立ち位置を見つける事ができたのかも知れませんね。
何もかもをスマートフォンに集約して・・・みたいな風潮ではありますが、
Webブラウズやメール、各種のネットサービスの利用はスマートフォンやタブレット。
音声通話は、PHS。
この使い分けがベストのように思います。
「粋な服を着てるね」は、褒め言葉ではない。 / 2011年10月13日
僕の住んでる地域では、「粋な服を着てるね」は、決して褒め言葉ではない。
この場合、”粋”は”いき”ではなく、”すい”と読む。
「”すい” な味やなぁ」「”すい”な格好やなぁ」というのは、「美味しいなぁ」「格好いいなぁ」ということでは決してなくて、「変な味やなぁ」「奇妙な格好やなぁ」ということを意味する。
大阪弁で言うところの”けったいな”に近いニュアンスだ。
んじゃ、なんで”けったいな”ことに対して、”粋な”なんてことをいうのか?
人は行きがかり上、あるモノに対して決して低い評価を下すことができないケースがある。
プレゼントやお土産をもらった時とか、友人が新しく買った服を喜んで自慢してる時とか、友人が子どもに何とも珍しい名前を付けた時などがこれにあたる。
そんな時にこの「粋(すい)な〜」が機能する。
「粋なプレゼント」「粋なお土産」「粋な服」「粋な名前」と表面上は高評価のように取り繕っていながら、実はその言葉の裏には「私は無粋なもので何が良いのかさっぱりわかりませんが・・・」という前置きが隠されていて、決して高い評価をしているのではないということだ。(と、僕は思っている。)
社会の人間関係は複雑で、人の気持ちも複雑に絡み合っている。
そんな複雑な人間関係や気持ちを表す言葉もまた、微妙なニュアンスを含んでいるものだと、”粋(すい)”という言葉を目にするたびに思うのでありました。
こんなところにこういうことを書くと、これ以降、人に「粋(すい)ななぁ・・・」とは言えなくなっちゃうか?
このお話は、あくまで僕の地元のごく狭いエリアローカルの話、ということで・・・。
僕はスティーブ・ジョブスに関する本を読んだことがない。 / 2011年10月10日
思い返してみると、僕はスティーブ・ジョブスに関するいわゆる伝記っぽい本を読んだことがない。
彼のプレゼンやインタビューを漏らさず聞きたいとも思ってきたし、 昔は雑誌、今はネットで彼の言葉を追い続けてきたのに・・・だ。
で、考えてみると、僕は彼の言葉そのものや、彼が生み出したプロダクトに惹かれているのであって、誰かの解説やフィルターを通したスティーブ・ジョブスの解釈にはあまり魅力を感じないようだ。
渋谷陽一氏は『メディアとしてのロックンロール』で「デビッド・ボウイと十年連れ添った奥さんよりも、かれのアルバムを三十分聞き込んだオレのほうがかれのことがよくわかるのだ」と言われたそうだが、それと同じように、「解説を通じて彼を知るよりも、Macに、iPhoneに日々接している僕の方がよっぽど彼のことがわかるのだ」と思う。
彼が生み出したプロダクトには、一人ひとりの生活や人生(英語で言うLifeですな)と向き合う、そういうデザインがあったように思うのです。
ありがとう。スティーブ・ジョブス。 / 2011年10月7日
Appleの創業者で元CEO、スティーブ・ジョブズが亡くなりました。
ただの一アップルユーザーでしかない僕ですが、やはりショックです。
最初は友人が持っていたSE30に憧れて、悩みに悩んではじめて買ったパソコンがCentris 610。
1993年のことです。
その後、ロジックボードアップグレードでPower Macintosh 6100/60AVにアップグレードして、2004年頃まで現役で働いてくれました。
それ以外にも、Powerbook DUO 230、PowerBook DUO 2300c、LC520、Newton MessagePad 130、初代iMac×2、PowerBook G4、MacBook、現行iMac・・・と、僕のMac歴は途切れることなく続いています。(中古で手に入れたSE30も持ってるし、MagicCapなんてのもあったなぁ)
こうやって振り返ってみると、結構貢いでますね(笑。
この購入歴の途中からは、アップル製品の販売やサポートをして稼いだお金で購入していたわけで、僕の人生に大きく影響を与えられたことに間違いありません。
んじゃ、Apple製品が好きってこと?っていうとこれがそれだけでもなくて、当時勤めていた会社で、ワークステーションの選定をしなきゃいけない時に「これがいい!」と目をつけたのが(採用されなかったけど)NeXTSTEPのマシンだったり、とても惹かれたショートムービーがPixarのアニメーションだったり・・・。
当初はどちらもスティーブ・ジョブスの手がけた会社だと知らなかったので、あとで知った時には勝手に縁を感じました。
僕が彼に一番近づけたのは、東京の幕張で開かれたMacWorld Expoで、基調公演後、展示会場のAppleブースに現れたジョブス氏の背中をポンポン!と叩いた時です。
(今思うと大変失礼なことをしたなぁと反省しています。)
彼と直接話したことはないけれど、直接姿を見たこともMacWorldとWWDCの2回だけしかないけれど、彼が生み出したプロダクトは、僕にとって特別でした。
彼がいなければ、僕は今の仕事をしていることはなかったでしょう。
彼は世界を変えるついでに僕の人生も変えてくれたわけで、 The Beatlesに間に合わなかった世代の人間として、彼と同じ時代に生まれ、一人の人間のキャラクターが世界を変える過程を目の当たりにできたことを幸運に思います。
そして、Appleを僕に教えてくれた野田さんをはじめ、今の僕にいろいろな影響を与えてくれたすべての人々にも、改めて感謝します。
ありがとう、スティーブ・ジョブス。
それにしてもあまりに早い・・・。
残念でなりません。
WIRED 復活! / 2011年4月19日
かつて大好きだった雑誌「WIRED」が復活するらしい。
今でもバックナンバー(98年10月号だけが欠けてるのだけれど)を後生大事にとってある僕にとって、これはうれしい!
amazonでは、既に予約受付が始まっているし、早速ポチッ!とやってしまった。
アマゾンで見てみると「WIRED (ワイアード) VOL.1 (GQ JAPAN2011年7月号増刊) [雑誌]」となっている。
表紙(の画像)には「2011.6.10 始動」と書かれているけど、 GQ JAPANの増刊という扱いだから、月刊化されるという事ではないのかもしれないな。
しかし、終刊号が98年11月号だから廃刊になってから12年半。
ITもネットの世界も 当時とは様変わりしてしまっているし、そもそも紙に印刷した雑誌という媒体自体が当時ほどの存在感を持てずにいるこの時に、敢えて復活するだけの価値や存在感を見せてくれるのか、楽しみだったり、少し不安に思ったり・・・。
いずれにせよ、あのポップでとんがった感じの紙面が戻ってくる事は素直に喜びたいと思うのでありました。
WIRED (ワイアード) VOL.1 (GQ JAPAN2011年7月号増刊)
憧れはコンプレックスの裏返し? / 2011年4月18日
”壁の(ほとんど)ない家”ってわかりますか?
僕の生家は、この壁のない家でした。
このことが今の僕の「インテリアへの憧れ」「部屋を飾る事への憧れ」に大きく影響しているように思うのです。
いわゆる在来工法で建てられた平屋建てで、築50年の生家。
田舎なもので、広さだけは広くて、今で言うところの7LDKの部屋数があるのですが、この家にはほとんど壁がありません。
部屋の間仕切りはすべてふすまか障子。
その上廊下もないので、トイレに行くにも、お風呂に入るにも、冷蔵庫を覗きに行くにも、子供部屋だろうがじいちゃんの部屋だろうが、間にある部屋を通り抜けて行くしかありません。
プライバシーなんてものはあとから取って付けようにもどうにもなりゃぁしない。そんな家の構造でした。
(父親は「葬式の時にちょうどいいんだ」などと言ってましたが・・・最近は自宅で葬式なんかしないですしね)
家の内部だけではなくて、外壁にしたって縁側が大きく、風通しのため(?)に東西側の壁はほぼ窓で占められています。
おまけに北側の壁は床の間と違い棚、仏壇で占拠され、南側の壁には食器棚が鎮座しています。
そんなこんなで、僕は部屋の壁というものを知らず、自分の部屋にポスターを貼ったり、絵を掛けたりという事をしたことがないまま大きくなったのでありました。
そしてその事ですごく損をしてきたような、自分が遊びを知らない田舎者(実際そうなんですけど)のような、劣等感を感じていたのです。
その反動なのかなんなのか?
インテリア雑誌やデザイン系の雑誌で見る、壁にかけられた額入りの絵や、鮮やかな色の壁紙や、壁一面の本棚に、ものすご〜く惹かれるのです。
日本家屋の良さもこの歳になってわかってきたように思うのですが、一度は好きな絵を壁にかけたり、大好きな本のぎっしり詰まった壁一面の本棚に囲まれて過ごすような部屋に住んでみたいなぁ、と思うのでありました。
久しぶりに雑誌の創刊号を購入 / 2011年4月17日
今日は雑誌2冊を購入。
一冊は「GLOBAL WORK」創刊号。
水嶋ヒロさんが編集長 となった事がちまたでは話題になっている(らしい)。
特集は”We love hard work! 今こそ、ハードワークを。”
編集長水嶋ヒロさんと、一橋大学の米倉誠一郎教授の対談(p8〜p35!)が巻頭を飾っています。
定価300円でこのボリューム(256p)はお買い得感たっぷりです。
「ハードワークするぞ!」的な記事ばかりを期待していると肩すかしを食うかも知れませんが、デンマークに関する記事や料理に関する記事など、結構読み応えはありますね。
通販サイトである Global Work で買えるアイテムの単なる紙カタログという以上のものに出来上がっていると感じました。
そういえば、幻冬舎の雑誌「GOETHE(ゲーテ)」は、”24時間仕事バカ/仕事が楽しければ人生も楽しい”を謳い文句に創刊しましたが(そして僕はプレ創刊号から何号か購入してましたが)、最近はあまり話題になりませんねぇ。
働くぞ!と意気込む姿勢が、あまり受けのいいものではないのかも知れません。
これからは変っていくようにも思いますが・・・。(っていうか、変らざるを得ない?)
もう一冊は、「Casa BRUTUS」5月号。
特集は”部屋をつくる新しい感性 インテリアの天才たち!”です。
現実の僕の生活レベルからするとちょっと(いや、かなり?)背伸びした世界なんですが、なりたい自分のイメージを具体化しようと買ってみました。
以前は、インテリアやデザインに関する本や雑誌を毎月のように買っていたのに、最近買わなくなったなぁ・・・。
ん〜。
ページの中にあるような生活をあきらめてしまってたんでしょうねぇ。
これはいかん。。。
そういえば、昔はちょっとでも気になった雑誌(特に創刊号)は片っ端から買ってたのに、最近はそういう事もしなくなってしまってる・・・。
「断捨離」という言葉が流行っているけれど、断つ事、捨てる事、離れる事の向こうにある、「自分に何を残すのか?」「自分にとって何が大切か?」が重要。
自分の好きなものは何か?自分は何があれば快適なのか?何があれば幸せなのか?をよ〜く考えて、無駄遣いではなく、自分の人生を豊かにしてくれる”モノ”と生活したいと思う今日この頃なのでした。
自粛なんてしてる場合じゃない。 / 2011年3月17日
3月1日の東北関東大地震以来、ここ大阪でも自粛ムードが広がっているらしく、道頓堀のグリコのネオンが消えたり、あちこちのお店が看板の明かりを消して営業したり、コンサートなんかが中止になったり・・・。
でも、そんなことしてる場合じゃないんじゃないか?
東北のインフラを復旧するだけでも目がくらむほどの費用がかかるのだ。
その費用は日本に住む僕たち以外に誰も負担してくれない。
「ちょっと節電して・・・」なんて言うレベルじゃない負担が、これから先何年にも渡って必要になる。
それをまかなうためには、被災しなかった僕たちは、今まで以上にものやサービスを作り、 今まで以上に売り、今まで以上に経済をまわさないといけない。
萎縮したり、遠慮してる暇はない。
被災された人たちのためにも、作り、売り、消費しよう。
android 端末のシェアが急伸してるらしい / 2011年1月5日
当初の予想通りGoogle の Android 端末機器の市場シェアが急伸しているとの情報がネット上を賑わせている。
でもこれは特段想定外という事もなくて、これだけのハードウェアメーカーがこぞって複数の製品をリリースすれば、当然おこりえる結果だと思います。
問題は、雨後の筍と如きリリースラッシュが一段落したあとに、その製品を出したメーカーがちゃんと利益を出せるか?というところになるのではないか?と思っています。
確かにシェアが下がれば、独走状態だったAppleも苦しくなるのかもしれませんが、Appleは端末の販売だけでもしっかり利益を確保しているようなので、次世代機の開発費を充分に確保しつつ、市場の拡大に合わせて成長する上昇気流に乗っているように見えます。
かたやAndroid端末陣営は、iPhone、iPadに対抗しないといけないだけでなく、他社のAndroid機器とも差別化していかないといけないわけで、こうなると余程の独自仕様を作り上げる(これはこれでAndroidのカスタマイズとなるので互換性との兼ね合いが難しくなるのだけれど)か?、ハードウェアの簡素化や量産効果での価格勝負に出るか?しかなく、日本のメーカーが利益を確保する事はなかなか難しいのではないか?と、思えてしまうのです。
これはWindowsパソコンの時のようないつか来た道で、DELLや台湾勢などのようなグローバルな流通体制を持った企業しか生き残れないのではないか?と…。
今のiPhoneを含むスマートフォンを見ていて感じるのは、やたら高機能を追いかけているようで、使いこなせていない人も多いように思います。
そこで、日本の端末メーカーさんには、スマートフォンのハードの能力をひたすら「簡単に使える」事に使った端末の開発を是非ともやってもらいたいと思います。
大きく綺麗な画面や、タッチセンサーをはじめとする様々なセンサーなどの基本機能を、高齢者や機械の操作が苦手な方にも使いやすくデザインした端末&サービスを日本発で世界に向けてリリースして欲しい。
そういう切り口もありかと思うのですが、いかがでしょうか?
プラスαできる事が増える / 2011年1月4日
昨日のブログには、「ITの進化を無理に追いかける必要はない」と、書いたのだけど、ITの進化によって「今まではできなかった事ができるようになる」事があるのもまた事実な訳で、これを見逃してしまうのも非常にもったいない。
先日iPhoneを使い始めたお客様は、iPhoneの3Gネットワークとアプリを使う事で、旅行先や取材先でもブログを簡単に更新できるようになったと大満足。
ITは、やりたい事がある人には、「やりたい事を実現する手助けをしてくれる強い味方」である事は間違いないのです。
「ITに関する情報はITを使わないとなかなか入手できない」という現実があって、これが矛盾でありジレンマだと思っているのだけど、ここをなんとかできないかなぁ⁇と日々考えているわけです。
今が旬の野菜を教えてくれる八百屋のおっちゃんのような、魚の美味しい調理法を教える魚屋の大将にような、そんな関係の身近なIT屋になりたい。
まぁ、IT業界風に言えば、「IT活用のブレーン的な存在」って事になるのかもしれないけど…。
パソコンから始まって、携帯電話がスマートフォンになって…と、ハードもサービスもどんどんパーソナルユース(個人使用)に向かっているのだから、ワインにソムリエがいるように、ITにもあなた個人に最適な選択をお手伝いするアドバイザー(ブレーン)が必要なんじゃないですかね?
IT業界と普通の方の間の通訳と言うか案内人と言うか…そういう役割。
そういうご要望があれば、一度お問い合わせください。