頭の中はこんなもんです。


地方分権ってどうよ?(素人の勝手な私案) / 2010年5月17日

「地方分権しないといけない」と地方の知事や各種自治体の首長や議員さんがのたまう姿がよく報道されていますが、それが実現された時の姿がいまいち良くわかりません。

今朝も口蹄疫の被害拡大で、宮崎県の東国原知事が陳情に出向いている姿がテレビのニュースに取り上げられていました。

地方分権が進むと、こういう「陳情」というのはなくなるのでしょうか?
良くわかりません。

大阪では、大阪市と大阪府を統合して大阪都にしたらどうだとか、道州制を導入しようとか、果ては日本からの独立を目指すなんてのもあります。

またテレビの公開討論会などを見ていると、地方側の不満としては、「ひも付きの予算ばかりで委託業務が多いので、独自にやりたいことができない」というのが多数意見のように思えます。

んじゃどうするのか?
事業の主体を逆にするという発想で、以下のようなものはどうでしょう?

・税金は基本的にすべて地方税にする
・税種、税率は各地方で決める
・税収はすべて各地方で使途を決められる
・外交や国防をはじめとする「国」という単位でしかできないサービスは、地方から国(=中央政府)への委託業務とする(もちろんそれに必要な予算を付けて)
・どういったサービスをいくらの予算で委託するかは、「全国知事会」みたいな地方の意見を集約する会議で決める
・その際の予算の地方ごとの負担額(比率)も「全国知事会」みたいな会議で決める

都道府県の自治権は大幅に大きくなるし、現在の参議院を都道府県知事が兼任して地方の意見を集約する議会にすれば二院政の意義もあるように思うし・・・。
突拍子もないけど結構いい案のように思うのだけどなぁ。。。

今テレビで見る議論は、あまりに小手先の予算獲得合戦にしか見えないので、もう少し夢のある大胆なアイデアを聞かせてもらいたいものです。

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