頭の中はこんなもんです。
フェアトレードについて思うこと / 2009年11月17日
ウィキペディアによると、「フェアトレード」とは、”発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。オルタナティブ・トレード(Alternative Trade)とも言う。”と、いう事だそうです。
これ自体に全然異論があるわけではないですし、自分が買い物をする際にも選べる選択肢があるのならフェアトレードされたものを購入したいと思います。
で、何が引っかかっているかというと、「なぜ対象が”立場の弱い途上国”の生産者や労働者」なのか?と言う事です。
国内を見ても大企業による下請けいじめ(いじめとまで言わなくてもしわ寄せ)や第一次産業の従事者、派遣社員など、社会的な弱者の問題は顕在化してきています。
立場の弱い途上国の生産者/労働者と、国内の立場の弱い生産者/労働者を同列に扱う事はお門違いなのかもしれませんが、同じ目線で見る必要はあるように思います。
自分が何を選んで購入しているのか?については、もっと意識する事も必要な気がするのでした。