頭の中はこんなもんです。


android 端末のシェアが急伸してるらしい / 2011年1月5日

当初の予想通りGoogle の Android 端末機器の市場シェアが急伸しているとの情報がネット上を賑わせている。
でもこれは特段想定外という事もなくて、これだけのハードウェアメーカーがこぞって複数の製品をリリースすれば、当然おこりえる結果だと思います。

問題は、雨後の筍と如きリリースラッシュが一段落したあとに、その製品を出したメーカーがちゃんと利益を出せるか?というところになるのではないか?と思っています。

確かにシェアが下がれば、独走状態だったAppleも苦しくなるのかもしれませんが、Appleは端末の販売だけでもしっかり利益を確保しているようなので、次世代機の開発費を充分に確保しつつ、市場の拡大に合わせて成長する上昇気流に乗っているように見えます。

かたやAndroid端末陣営は、iPhone、iPadに対抗しないといけないだけでなく、他社のAndroid機器とも差別化していかないといけないわけで、こうなると余程の独自仕様を作り上げる(これはこれでAndroidのカスタマイズとなるので互換性との兼ね合いが難しくなるのだけれど)か?、ハードウェアの簡素化や量産効果での価格勝負に出るか?しかなく、日本のメーカーが利益を確保する事はなかなか難しいのではないか?と、思えてしまうのです。
これはWindowsパソコンの時のようないつか来た道で、DELLや台湾勢などのようなグローバルな流通体制を持った企業しか生き残れないのではないか?と…。

今のiPhoneを含むスマートフォンを見ていて感じるのは、やたら高機能を追いかけているようで、使いこなせていない人も多いように思います。
そこで、日本の端末メーカーさんには、スマートフォンのハードの能力をひたすら「簡単に使える」事に使った端末の開発を是非ともやってもらいたいと思います。

大きく綺麗な画面や、タッチセンサーをはじめとする様々なセンサーなどの基本機能を、高齢者や機械の操作が苦手な方にも使いやすくデザインした端末&サービスを日本発で世界に向けてリリースして欲しい。

そういう切り口もありかと思うのですが、いかがでしょうか?

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