頭の中はこんなもんです。
立川談志著 談志楽屋噺を読む / 2010年4月16日
初版が昭和62年だから23年前。1990年1月とあとがきにあるの文庫化されてすでに20年の本ということになる。
落語は好き(な方)だし、落語家さんの名前や芸風も知っている方だとは思うけれど、この本に名前が出ている落語家さんや芸人さんで知っているのは半分にも満たないだろう。
それでもおもしろい。
笑わせられる、ほろりとさせられる。
どんな高座だったのか?芸だったのか??想像力をかき立てられる。
情けない人間として、立派な芸人として、愛おしさのような親しみを感じてしまう。
そんな名人芸を見続けてきた談志さんをうらやましく思う。
江戸前の落語は生で聞いたことがないのだけれど、談志さんは生で見てみたいなぁ。
と、考えていたら、談志さんが引退会見をしたとテレビで流れていた。
いやいや、僕が見るまでは辞めないでくださいな。
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